こちらの地域は銃による狩猟も２月１５日で終了して、暖かくなれば追々スポーツとしての
射撃シーズンが到来致します。
これから射撃を始めようとしている人にとって
警察署の猟銃等講習会(初心者講習)の試験に合格したら、そろそろどんな猟銃にしようか
具体的に決めるタイミングが来ると思います。
初心者の方から問い合わせがあったので、自分がやりたい射撃の種類から
どんな猟銃を選べばよいのか？
そんな初めて猟銃を選びたい人向けに
簡単なＹＥＳ／ＮＯチャートを作ってみました。
※私個人の見解ですので気軽に遊んでみてください。
・大まかな猟銃の種類
・空気銃
・猟銃
・散弾銃
・ライフル銃及び散弾銃以外の猟銃
・ライフル銃（装薬銃を１０年以上継続所持すると所持可能なので初心者は対象外）
※種類についてはこんな感じになります。
・空気銃については最近PCP（プレチャージ式）が主流ですが他の猟銃に比べて中古銃でも
価格が高いので自分の目的（獲物までの距離や種類）に合わせて品定めが重要になります。
・散弾銃
上下２連式、水平２連式、単身自動銃、単身スライド（ポンプ）銃が主な種類になります。
上下２連式はトラップ、スキートの競技専用銃が主流になりますが予算があれば
中古で構わないので１丁手に入れて、まずはクレー射撃でしっかりと銃に慣れてもらうのが
射撃上達の近道です（そもそも初心者教習はクレー射撃が必須です。）
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次に同じ上下２連銃でスポーティング（フィールド）銃があります。
この銃はトラップもスキートも撃てますが種目によって頬付けの位置調整が必要で
初心者でいきなり使いこなすのは難しいと思われますので、最初はあまりお勧めしません。
※最近は可変ベンドで高さ調整できる銃床もあります。
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次に水平２連式ですが、こちらも先台が小さめで撃つと銃身が跳ね上がる傾向にあり
そもそもヨーロッパの貴族が使用人が追い出した自分に向かって飛んでくる鳥を
撃つのに適した銃なので弾が上向きに飛びやすいと言われています。（諸説あります）
このため狩猟で撃つ獲物が限られるのであまりお勧めしません。
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次に単身自動銃ですが、こちらは３発まで装填できて装弾を変えれば鳥猟から大物猟まで
また、交換チョーク式の物はトラップ射撃やスキート射撃もこなすことができます。
難点は撃った後の排莢の反動や２発目が発射できるようになるまでの回転に
若干時間がかかり速射できない点や、弾によっては回転不良が発生して排莢がジャムる
場合があります。最近は大物猟でも使用できるようにスラッグやハーフライフルの替え銃身が
標準装備の物がありますので、どうしても１丁しか所持できない場合は自動銃がおすすめです。
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次に単身スライド（ポンプ式）銃ですが、こちらは見た目の動作がカッコいいので人気がありますが
個人的には初心者にはおすすめしません。まず十分に操作練習しないと初弾発射後の次弾装填に
時間がかかります。（トラップ射撃の2の矢やスキート射撃のダブルが間に合いません）
また左手のスライドが動いてしまうため、構えで重要な銃の引き付けが右手中心になり
左手を十分に引き付けることが難しく銃の跳ね上がりやヘッドアップが起こりやすくなり
着弾が安定しにくくなります。
（練習により習熟度が上がれば右手で十分引き付けて銃がブレることはなくなります）
良い点としましては安全面では機関部の解放を確実にできるので安心感があります。
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・ライフル銃及び散弾銃以外の猟銃
わかりにくい表現ですが簡単に言えば銃身にハーフライフリングのある散弾銃の事です。
使用する弾はサボット弾になり大物猟がメインの猟銃になります。
ボルト式の物が多く遠距離でも命中精度が良い猟銃です。
難点はサボット弾の値段がスラッグ弾など他の弾に比べて高い点です。
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※簡単ですが猟銃を分類してみました。
↓ちょっと猟銃の情報が知りたいときに便利です。
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