巻き狩りで獲物を待つ時の足元の寒さ対策について

射撃

巻き狩り猟では獲物が来るまで山の中でじーっと身を潜めて寒さに耐えて獲物を待つことが多いです。雪が降った後の巻き狩りでは雪の中にスパイク付きの長靴が埋まったまま寒さに耐えることがよくあります。

この時どんなに厚手の靴下を履いていても長靴の底や周りの雪から冷たさが伝わってきて、つま先の感覚が無くなってきて冷たさよりも痛みになるのがわかります。以前はつま先用の使い捨てカイロを使用しましたが、空気が入らないと暖かくならず、効果がないことが多くありました。

仲間の狩猟女子も例外ではなく女性特有の冷え性もあって、そんな彼女から電気式の靴下を勧められ自分も購入したのが写真の靴下です。(実際に買ったのは黒です)

小型の充電式バッテリーが2つあってそれぞれの足に円いスイッチとその横のポケットに伸びているケーブルに充電したバッテリーをつないでポケットに納めます。

使用方法は円いスイッチを3秒ほど長押しすると電源が入ります。最初は青く光ってこれが「強」・「中」・「弱」3段階の内の「中」の状態になります。カタログから「強」が「赤」で持続時間が13時間、「中」が「青」で18時間、「弱」が「緑」で24時間となっています。電源をOFFにするのも円いスイッチの長押しで切れます。

使ってみての感想ですが最大の難点はズボンを履いてしまうと今スイッチが入っているのか、どの温度設定になっているかが判らない点です。又、長靴を履くとボタンが押せなかったりボタンの場所に気をつけないと知らないうちに長押しされてしまい電源が切れてしまうことがありました。また電熱部分は足の裏のつま先の後ろの指の付け根あたりにあるので足の甲や足全体が温まるわけではありませんでした。

暖房機能としては自分は「強」にしないと雪の寒さの中で暖かさが実感できませんでした。まあ「強」の設定でも「ポッカポカ」ではなく「じんわり」と言う感じでした。雪の中でも普通に過ごすことが出来て助かりました。年齢を重ねて寒さが我慢できなくなってきていることもありますが、寒さで体に力が入ってしまいイザという時に思うように動けないのでは困りますし、猟が終わって家に帰ってから肩こりに悩まされるのも困るので道具で解消できるなら、やせ我慢我慢せずに道具に頼ろうと思います。

弱点の電源状態が判らない点については考え方によっては弱点にはならず、最高温度で13時間電池が持続するのであれば朝7時の出がけにズボンを下して「強」に入れて家を出て、猟が終わって夜の8時までに家に帰ればずっと暖かいままで過ごせそうです。

※amazonのタイムサービスの時などは2000円引きになってました。

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